






ドキュ・アッタンは、映像作家の久保田徹さんとジャーナリストの北角裕樹さんが立ち上げたプロジェクトであり、同名のウェブサイトを中心的な場とするプロジェクトです。会場に設置してあるQR コードから、そのウェブサイトにアクセスすることができます。名称にある「アッタン」は、声や主張を意味するビルマ語です。ミャンマーが抱える現状や「声」を届け、そしてそれらに対する支援や応援する「声」を届けることを意図しています。現在は、展示会の主催である私(居原田)もその団体の理事ですが、2名に加えて、たくさんの協力者によって運営されています。
ドキュ・アッタンが紹介している、あるいは共に活動している映像作家たちの多くはタイのメーソット、インドとの国境沿いなど、ミャンマーに隣接している地域に避難している映画監督やジャーナリストたちです。彼・彼女たちは、クーデターが起きた後、危険を伴いながらも、真実や人々の苦悩、そして願いを伝えるためにカメラを持ち、表現と発信を続けていました。その結果、ミャンマーを離れなくてはならない状況にあります。しかし、カメラを抱えて逃げた先でも表現を続けることができるように、ドキュ・アッタンはそうした人たちと共にあるためのプラットフォームです。クリエイターたちが表現する映像や、ドキュメンタリーの対象の多くは、クリエイターたちと同じようにミャンマーから離れざる得なくなった人々の生活、心情、苦悩、工夫、願いとさまざまです。時には映し出される現実や物語に、心が痛くなることもあります。一方で、その生きる力を目の当たりにすると、何より伝えつづるクリエイターたちのそのあり方を知ると、勇気づけられます。
Docu-Athan(ドキュ・アッタン)

ミャンマー人のクリエイター(ジャーナリスト/映像制作者/アーティストなど)を支援するためのオンラインプラットフォームプロジェクト。2022年にミャンマーで拘束された2人の日本人、ジャーナリストの北角裕樹とドキュメンタリー作家の久保田徹の発案から生まれた。プロジェクト名称の「アッタン」はミャンマー語で「声・意見」などの意味がある。ウェブサイトでは、訪問者が、ウェブサイトを通じて「アッタン」を購入することで、クリエイターは新たな作品作りの資金とすることができる仕組みを設けている。
https://www.docuathan.com/