Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす

東京藝術大学大学美術館陳列館で開催したミャンマーのクーデターに関する展覧会「Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす」の企画監修・キュレーターを務めました。

展覧会に関するアーカイブは、TERASIAの展覧会特設ページをご覧ください。


「絶望」を越えるために。

ここから遠く離れた地であるミャンマーで起きたクーデターで覚えたのは、途方もない絶望だった。当たり前の自由と未来を求める人々に対し、非道かつ不当な暴力が止まらない。声をあげるだけで命の危険にさらされ、時には全てを奪われ、恐怖を抱えながら耐え凌ぎ生きる人々がいる。諦めることなく、抵抗を示す声。あるいは、沈黙を続けながらも可能な手段で届く意思。拡散を求め広がり続ける情報。絶え間なく生じる「絶望」を受け止め、またそれらを超え、そして理不尽な社会に抗うため、アートをはじめとする表現が出来る/すべきこと、あるいはこの「絶望」を目にする人々に出来ることは、希望のための文化的連鎖を絶やさず、繋ぎ続けることである。

居原田遥(キュレーター)


開催概要

会期:2022年5月1日(日)〜10日(火)10:00〜17:00 会期中無休
会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館
入場料:無料
主催:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 アートプロデュース専攻(GA)毛利嘉孝研究室、東京藝術大学グローバルサポートセンター(東京藝大AAI)、合同会社UPN
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]、公益財団法人 花王芸術・科学財団

キュレーター:居原田遥
アーティスト:カミズ
企画協力:TERASIA

プロデューサー:坂田ゆかり、渡辺真帆
資料制作・写真及び作品資料提供: Bullet Holes Country(北角裕樹、アウン トゥン リン)
展示・設営: 加藤康司、川田淳、寺田鵬弘、志村誠、ニーナ・ボグシェフスカヤ
展示物品(Tree)制作:林周一、河内哲二郎
広報:遠藤未来子
翻訳:ティン ティントゥン、梶田唯、キャサリン・ハリントン、渡辺真帆
会場運営:東彩織、鈴木大翔、INHO
ロゴ・フライヤー・ポスターデザイン:中本那由子
記録写真:冨田了平
ウェブサイト制作:株式会社エボルニ

「Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす」展示風景 撮影:冨田了平